Google Nexus5買ってみた
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Google Nexusとは
Google Nexusは、Googleが、選定したハードウェアメーカーとの協力の上で発売しているAndroid搭載端末のブランドである。(Wikipediaより)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Google_Nexus
SIMフリー端末でハイスペックな端末はこれまで海外通販とかで高額でしたが、ハイスペックで価格も5万円以下、日本語のGooglePlayサイトで購入可能ということでなかなかよさげです。
Nexus7(2013)を買うつもりでしたが不具合があり評判がよくないので様子見してたら発売されたのでうっかり買ってみました。
日本語のGooglePlayと芋モバイル(EM01L)で購入できるのはLG-D821です。芋モバイル版もSIMフリーのようです。
ホワイト/ブラック 32GB:44800円 ■
ホワイト/ブラック 16GB:39800円 ■
ちなみにAndroid 4.4のKitKatとはお菓子の事で今キットカットを買うとNexus7が当たるキットカット40周年キャンペーンとかしてます。
Android 4.4で何が変わったかの説明動画
スペック
Nexus5(国内向け LG-D821)
- 製造:LG Electronics
- OS:Android 4.4 KitKat
- 液晶:4.95 インチ 1920 x 1080 ディスプレイ(445 ppi) フル HD IPS Corning Gorilla Glass 3
- 背面カメラ:800万画素 (光学式手ぶれ補正機能付き)
- 前面カメラ:130万画素
- サイズ:69.17 x 137.84 x 8.59 mm
- 重量:130g
- バッテリー容量:2300mAh ワイヤレス充電
- CPU:Qualcomm Snapdragon 800 MSM8974 2.26GHz(クアッドコア)
- GPU:Adreno 330(450MHz)
- メモリ:2GB RAM
- 内蔵ストレージ:16 GB / 32 GB
- SIMサイズ:Micro SIM
- センサー:加速度計、GPS、コンパス、近接センサー/調光センサー、ジャイロスコープ、気圧計、磁気センサー
- 外部端子:Micro USB SlimPort、3.5 mm ステレオ オーディオ ジャック
- 無線:NFC(Android ビーム)、Bluetooth 4.0 LE、デュアルバンドWi-Fi(2.4G/5G) a/b/g/n/ac
- ネットワーク
分解写真はifixitが見やすい
Nexus 5 Teardown - iFixit
BluetoothはaptX非対応のようです
Does the Nexus 5 have APT-X? (UPDATE: Nexus … | Google Nexus 5 | XDA Forums
オーディオコーデックはG2と同じQUALCOMM WCD9320です。ハイレゾ音源対応かは不明
USB-OTGケーブルでのUSB Audioにも非対応です。
(USB Audio Recorder PROは使える?)
購入
11/1に朝起きてネットしてたらなんか日本でも売られてるのでとりあえずポチる
どうやら午前3時から販売開始だったようだ
Nexus 5(32GB、ホワイト)を注文、そんで注文が7時台だと当日発送間に合わなかった。
そして日本についたのはいいが税関で1日放置される(´・ω・`)
- 11/01 07:35 注文
- 11/02 13:00 発送メール
11/05に受け取ることができた。(もっと早くポチれば11/03には配送完了してた)
ちなみにヤマトの伝票の住所は英語で書かれてます。
住所を日本語で入力した場合Google翻訳で自動的に英語の住所で伝票に書かれるようだ。
住所の翻訳結果が一部意味不明だが配送するとき困らないよう箱の横には日本語の住所も書いてあります。
次回注文する機会あればからは住所をローマ字で書いてみようと思う。
※住所の英訳がおかしくて配送店で足止めになるケースもあるみたいなので、届かない時は電話してみたほうがいいのかも。
開封
開封はこんな感じ。(Engadgetより)
起動ロゴは黄、赤、緑、青の4色(この色はスーパーファミコン?)のタマが交わりながら起動します。
なお本体の写真映りが悪いのは反射して自分が映るからうまく撮れない。
色は白を買ったが表が黒で裏が白です。
裏の白色は真っ白というよりは石膏みたいな色だった。
くろのほうにすればよかったとおもいました。
(まあカバーつければいいし)
操作感はやっぱり軽くていいです。土管屋さんの空気の読めないクソアプリがなくシンプルなのがよい。
なお傷はつきやすいので気をつけよう
ケース
発売されたばかりなのであんまりケースの種類多くないですが、とりあえず丈夫そうなやつということでSPIGEN SGP スリム・アーマー買ってみました。
SPIGEN SGP スリム・アーマー[スムース・ブラック]
SPIGEN SGP シュタインハイル ウルトラ・クリスタル[高透明タイプ]
ポリウレタンのケースをポリカーボネートで保護するようにはめ込むタイプのケースです。おにぎりでのQi充電はOKでした。
んで買って気づいたのだが、イヤホンジャック部の穴が小さいです。
SHURE SE215のジャックが大きいので入らない…
SHURE SE210の延長コードは入る。
ということでSHURE SE215+SE210の延長コードで使うことに…
SHURE SE215はイヤホン側がMMCXコネクタなのでリケーブルでプラグが細いの買えばいいのですがね…
SIMをさしてみる
とりあえずDocomo回線で「Xiデータプランフラットにねん」でGalaxyS3使ってるのでこれにmoperaを追加して使うことに。
(SPモードはDocomo以外の端末で使えないようになってるのでmoperaにすることになる)
Xiデータプランフラットにねんなので追加するmoperaのプランはUスタンダードプランです。
http://www.mopera.net/service/about/fit.html
SIMを挿して電源再起動すれば既にAPN選択されて通信されてた。
APNにいくつかはプリセットされてるので入力する手間が省けます。
通信モードが選べるのでLTE使わない時は3Gにすれば電池が節約できます。
格安SIM等のMVNOを使う場合は2chのNexus5スレにSIM互換表がGoogle Docsにまとめてあるのでそれが参考になるかと思います。
Nexus 5 (LG-D821) SIM 互換表
MVNOでSMS非対応の契約だとバッテリーが減りやすいセルスタンバイ問題がでるようです。
てくろぐ: アンテナピクト問題・セルスタンバイ問題とは何か
IIJmio meeting #1 最近のAndroidとMVNO SIMの関係
スクリーンショットを取る
音量下キー + 電源ボタン 長押し
Nexus 5 を出荷時の設定にリセットする方法
充電時にランプ付けたい(通知でLED点灯は設定で出来るが、充電中にLEDを付ける機能はない)
Nexus Battery LED lightをインストールする。
「システム設定」-「ディスプレイ」-「光を点滅させて通知」にチェックを入れる。
Nexus Battery LED lightの設定画面下にある「LED点滅」と「通知アイコンを無効に」にチェックを入れる。VerUpで自動でチェックがONされるようになりました。
ちなみにLEDランプは下にあります。(MicroUSB端子のちょい上)
Nexus Battery LED light - Google Play の Android アプリ
画面を動画撮影する(Android 4.4追加機能)
USBデバッグをONにしてコマンドプロンプトから入力します。
adb shell screenrecord /sdcard/test.mp4
これで本体のメモリ内にtest.mp4ファイルが作られます。
終了はCTRL + C か180秒経過で終了します。
なお音声はついてないです。
ゲームのように強制横画面とかの場合は以下のようにしないと向きがおかしいです。
adb shell screenrecord --rotate /sdcard/test.mp4
(スクフェスとかこうなる)
使い方わからない時はHELPで使い方が見れます。
adb shell screenrecord --help
Usage: screenrecord [options] <filename> Records the device's display to a .mp4 file. Options: --size WIDTHxHEIGHT Set the video size, e.g. "1280x720". Default is the device's main display resolution (if supported), 1280x720 if not. For best results, use a size supported by the AVC encoder. --bit-rate RATE Set the video bit rate, in megabits per second. Default 4Mbps. --time-limit TIME Set the maximum recording time, in seconds. Default / maximum is 180. --rotate Rotate the output 90 degrees. --verbose Display interesting information on stdout. --help Show this message. Recording continues until Ctrl-C is hit or the time limit is reached.
ROOT取得(注意)
StickMount使いたいのでROOTを取ることに。
CF-Auto-Rootを使えば簡単にできます。※Nexus Root Toolkitのほうが便利だった
Nexus Root Toolkitを使えば簡単にできます。
Nexus Root Toolkit v1.9.2 | WugFresh
bootloaderをUnlockするとデータは工場出荷時に戻されるので、全データが消えます。
環境設定とか再設定やりなおすのめんどいのでさっさとした方がいいのかも。
Nexus Root Toolkitの使い方は省略
ROOT取っていじりすぎると起動しなくなってFactory Imageを焼くことになるので注意
また画面をいじるのにbuild.propを変更してハッシュ値が変わるとOTAによるアップデートが適用できないのでバージョンが上げられない。
(強制アップデートするのに adb sideload でファイル指定して解凍したあと Error executing updater binary in zip みたいなメッセージが出る)
・Factory Images "hammerhead" for Nexus 5 (GSM/LTE)
Factory Images for Nexus Devices - Android — Google Developers
USBメモリを使う(要ROOT)
Rootを取ってStickMountを使えばいけます。
[root] StickMount - Google Play の Android アプリ
/sdcard/usbStorage/sda にUSBメモリはマウントされるのでそこにアクセスしてください。
MicroUSBと普通のUSBがついてるメモリならアダプタいらないので便利です。
Nexus Media Importerなら非ROOTで使えるみたいです。
Nexus Media Importer - Google Play の Android アプリ
OTA Update
OTAでのOSアップデートは配信開始から除々に対象となるダウンロード端末を増やしてるのでiOSみたいにすぐダウンロードできません。
(バグがあったときの被害を減らす為に様子見してる)
どうしても今すぐアップデートしたければ配信URLを探してきてファイルをTWRPでINSTALLするか、TWRP入れてなければSideloadすれば手動インストールできます。
このへんもぐぐれば詳しい説明あるので省略。なおGoogleフレームワークのデータ削除をするとOTAできることがあるが弊害がでることもあるのでやめたほうがいいです。
またbuild.propを変更してハッシュ値が変わるとOTAによるアップデートが適用できないのできないとかあるので、システムファイルをいじるときはバックアップとっておいたほうがいいです
Googleの中の人によるOTAのしくみ
morrildl comments on 4.4 Kitkat has started rolling out on the N4!
翻訳版
Googleフレームワークのデータ削除するとOTAが来ることがあるがやめたほうがいい
morrildl comments on PSA: Do not clear data for Google Service Framework
翻訳版
Nexus 5 OTA Update File
Android 4.4(KRT16M) → 4.4.1(KOT49E)
http://android.clients.google.com/packages/ota/google_hammerhead/7ed504f678cea49ecf0974e8cd956e2974e3f943.signed-hammerhead-KOT49E-from-KRT16M.7ed504f6.zipAndroid 4.4(KRT16M) → 4.4.2(KOT49H)
http://android.clients.google.com/packages/ota/google_hammerhead/b3d1f30762c7ba86c71a00e93a700e58b9977c41.signed-hammerhead-KOT49H-from-KRT16M.b3d1f307.zipAndroid 4.4.1(KOT49E) → 4.4.2(KOT49H)
http://android.clients.google.com/packages/ota/google_hammerhead/537367d588afe31301268d0ace7e60725d5f6740.signed-hammerhead-KOT49H-from-KOT49E.537367d5.zip
ワイヤレス給電(Qi)
Nexus5はQi(チー)というワイヤレス給電に対応しています。
ケーブル無しで充電できるので抜き差しでMicroUSBコネクタが壊れる確率が減るので便利です。
ワイヤレス給電の充電パッドはいろいろなメーカーから発売されてますがおにぎり型のドコモ純正のワイヤレスチャージャー 03が安価で評判いいです。
価格2200円くらい。(ドコモで買った時レシートくれなかったので忘れた)
ワイヤレス給電はコイルで電力を送るので本体とパッドの位置合わせをしないと充電できません。
充電台の光が青になるように位置は手で修正します。可動コイル方式だと位置合わせを自動でできますが値段が高いです。
ワイヤレスチャージャー 03についてはこの記事が詳しい。
コンパクトで持ち運びも便利:おにぎりみたいな「ワイヤレスチャージャー 03」でおくだけ充電してみた - ITmedia Mobile
だいたい3時間くらいでフル充電されるので悪くない。
なお充電完了すると本来は充電台のLEDは消えるのだがNexus5は消えないようだ、充電後温度が下がってるので過充電はされてないようです。
USB OTGケーブルでUSBメモリ等接続した状態では充電できないです。
Qiの規格とか
価格.comマガジン ワイヤレス充電規格「Qi(チー)」で広がる新しい充電スタイル
Qi(チー) - WPC ワイヤレスパワーコンソーシアム - 動作原理 - Wireless Power Consortium
液晶はJDI製(株式会社ジャパンディスプレイ)?
LGじゃないのね
Nexus 5 display manufacturer | Google Nexus 5 | XDA Forums
再起動してコンソールで
su dmesg | grep -i panel
すればログが見れるようです。
u0_a206@hammerhead:/ $ su root@hammerhead:/ # dmesg | grep -i panel <6>[ 0.481863] mdss_dsi_panel_probe: Panel Name = JDI 1080p command mode dsi panel <6>[ 0.481905] mdss_panel_parse_dt: Panel ID = 5 <6>[ 0.482537] dsi_panel_device_register:1191 Continuous splash flag enabled. <6>[ 0.510557] mdss_register_panel: adding framebuffer device fd922800.qcom,mdss_dsi <6>[ 0.513140] mdss_register_panel: adding framebuffer device fd922100.qcom,hdmi_tx <6>[ 0.515297] mdss_register_panel: adding framebuffer device qcom,mdss_wb_panel.2 <4>[ 6.043266] mdss_dsi_on:485 Panel already on. <6>[ 195.926843] mdss_dsi_panel_off: <6>[ 197.534028] mdss_dsi_panel_on <6>[ 280.787015] mdss_dsi_panel_off: <6>[ 283.854802] mdss_dsi_panel_on <6>[ 357.267088] mdss_dsi_panel_off: <6>[ 375.474304] mdss_dsi_panel_on <6>[ 793.278238] mdss_dsi_panel_off: <6>[ 1017.155101] mdss_dsi_panel_on root@hammerhead:/ #
無線LAN経由でデータ転送する(要ROOT)
Samba Filesharing for Androidを使用すれば本体のメモリをマウントしてWindowsの共有フォルダ(Samba)として見えるので便利です。
GooglePlayに公開されてる最新版(2013年3月16日Ver)だとJellyBean以降でステータスがRunningにならないのでXDAにある開発版(SambaFilesharing-dev-130413.zip)を入れるか、samba-rcを修正すれば使えます。