エアコンを自分でクリーニングしてみよう

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冬になってエアコンの暖房を入れたとき気づいたのだがエアコンから出る風がありえんカビ臭いのだった。
ということでエアコンを掃除しようと調べたのだがめんどくさそう。
業者を呼んで掃除しても結構高いようなのでとりあえず自力でクリーニングしてみることにした。

ポイント

・室内機のカバーを外す
・洗浄時の排水をバケツで受けるようにシートを工夫する
(ミニバイクカバーとか使う人もいる)
・室外機のところのドレンホースもバケツで受ける
・電装部分の養生をちゃんとする
・アルミフィンは柔らかいのでブラシで擦らない
・アルミフィンを腐食させない材質で洗浄させる
・カビの匂いの原因はアルミフィン部分ではなくファンの部分が主な原因
(送風ファンが結露でカビまみれになるのが原因のようだ)

・洗浄時の洗剤を流すこと
(流さないタイプの洗浄剤はよくない、リンス付きの洗浄剤を使う)

・コンセントは抜く
・床にシート等をひく

買うもの

くうきれい エアコンファン洗浄剤

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エアコン専用の洗剤。
洗浄剤を洗い流すリンスもついてる。

くうきれい エアコン内部洗浄剤

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買ったあと気づいたのだが、ファン洗浄剤も内部洗浄剤も成分は同じようだ…

エアコンファン洗浄剤
ムース:界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル、pH調整剤)230ml
リンス:エタノール 260ml

エアコン内部洗浄剤
ムース:界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル、pH調整剤)200ml
リンス:エタノール 180ml

薬剤の量と専用の保護のポリ袋がついてるかの違いのようだ。

専用のポリ袋はテープがついてる
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ペットボトル専用加圧式スプレーノズル


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リンスのスプレーでは量が足りないらしく水を噴射して洗い流す必要がある。
ペットボトルに空気をためてジェット噴射や霧吹きができるスグレモノ
上部の丸い部分はガス抜き用で内圧が高くなると勝手に空気が抜けます

ポリ袋(1辺の長さが1m以上あるもの)

養生テープ

ぞうきん

綿棒

ファンの羽の間に突っ込んで掃除します。
地味な作業です。

作業用の脚立等

高所作業は危ないので足場が広い脚立があるとよいです。

おそうじ編

ちなみに私の場合は作業時間は休憩と養生の時間含めて4時間くらいかかりました

分解します

エアコンの分解方法は「エアコンの型式 施工マニュアル」で検索すると施工マニュアルが見つかるかもしれません。
カバーの外し方も書いてあるので見て外します。
カバーはカバー単品を風呂場で洗います。
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養生

上/下/左/右/床の全部にビニールをひきます。
めんどくさいですが洗浄液がスプレーなので間違えて噴射してあちこちに飛び散るということが稀によくあるのでちゃんとしたほうがよいです。
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洗浄剤噴射

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内部洗浄剤は上部から左右に動かしながら下におろしたほうがいいです。
途中で液が無くなるので片側から噴射するともう片方が全然液が足りなくなります。
(液が足りなくなったので手で泡を塗りたくりました。)


ファン洗浄剤はノズルをファンの中心から奥までノズルを突っ込んで噴射します。
噴射しながファンを手で回してファン全体が泡だらけになるようにします。

リンス

説明書どおりにリンスしますが全然液が足りません。
ということでペットボトルスプレーで水を噴射して洗浄液を落とします。
リンスの成分がエタノールなので家にあった無水エタノールと水を混ぜて噴射しました。
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なおリンスや水を噴射すると大量に液がでてきますのでバケツで受けれるようにビニールを細工しないとひどい目に会います。
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室外機から出る水はそんなに汚れてない
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乾燥

送風口にタオルをあてて電源を入れて送風します。
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カバーをつけて完成

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結果

さてスイッチをONすると、今まではモワモワモワっとしたカビの臭がしてたのだが、これがモサッとした臭いになりました。

……そう、カビ臭は完全には取れないのであった

めでたし めでたし

まとめ

そういえばにちゃんねるの「エアコン清掃方法」スレにも書いてあったがカビ臭が取れないくて
カビキラーで洗ったりファン部分の汚れを完全除去しないと無臭にはならないようだ。
ということで選択肢としては次がベストなのかも

エアコンを完全に分解してクリーニングしてくれる業者に頼む

完全分解して洗わないと意味が無い。3万くらいらしい。
中途半端に安い業者に頼むとあんまりきれいにならないようだ。
(安い業者は1日数軒の家を回る必要があるのでそこまで丁寧に掃除できないという事情がある)

エアコン買い換える

イヤッッホォォォオオォオウ!

自分で掃除してとりあえずその場しのぎをして、いずれ買い換える

やっぱ買い換えるのがよさげ。
カビ防止機能付きモデルを買おう。